トラブル

出会い系サイトに勝手に登録された時の対処法

昨今でも出会い系トラブルが起きていますが、その中でも近年増えているのが「出会い系サイトに勝手に登録された」というものです。

自分の意志で登録しようとせずとも、気づいたら、出会い系サイトから登録の通知や料金請求のメールがくるというものです。

今回はそんな状況になった時の対処法を紹介していきます。

どんな人でも被害に会う可能性があるため、自分は関係ないと思わず、対処法を知っておきましょう。

勝手に登録された!?

そもそも出会い系サイトに勝手に登録されるとどのような被害があるのでしょうか。

放っておくとただ事じゃなくなるケースもあるので、甘くみてはいけません。

消費者センターや弁護士などの専門家にも毎年多くの相談が寄せられる問題で、ひどい場合には被害者の中には迷惑メールのせいで鬱一歩手前までいく人もいるのです。

ネットでもたくさんの人が対処について質問しており、多くの回答が寄せられています。

・メールが頻繁にくる

出会い系サイトや恋活アプリに勝手に登録されると、ある日突然見知らぬサイトから、勧誘メールであったり登録料や利用料金を催促する架空請求メールが来ます。

間違いと思って放置していると、遅延金などという理由で額が大きくなり、しまいには裁判所を通して連絡するなどどんどん話が大きくなっていきます。

どんどん連絡も頻繁になり、1日に何度も催促のメールが来るようになります。

ひどい場合には、別の迷惑メールが届く場合もあり、受信ボックスが迷惑メールでいっぱいになってしまうケースもあるのです。

なかには登録のお礼にお金を支払います、というようなメールが来ることもありますが、もちろん嘘なので絶対に信じてはいけません。

・メールアドレスの流出経路

メールアドレスも教えていないのになぜ勝手に登録されるのか?と思うでしょうが、それはあなたのアドレスが流出している証拠です。

流出した経路は大概、自分が登録したことのある占いサイトや懸賞サイト、最近では無料のアプリなど気軽に利用できそうなサイトである場合が多いです。

男性であれば別の出会い系サイトやアダルトサイトという可能性もあります。

こういう会社はお金になる悪質出会い系サイトに登録、集客するために無料で登録しやすい悪質アプリなどのコンテンツをいくつか展開しているのです。

実は何気なく登録したそれらの利用規約や注意事項のページには、見づらいところに分かりづらい内容で「当サイトに登録を行うと姉妹アプリでの紹介を行う場合があります」などと記載されています。

もちろん無料のアプリに登録するのに、契約情報を端から端まで読む人はそうそういないので、気づかずにみなさん登録してしまいます。

しかし、気づきにくいとは言え、見逃してしまえばいざというという時に自分の過失となってしまいます。

無料サイトであってもしっかり契約内容をチェックして登録しましょう。

・登録された出会い系サイトは悪質サイト

勝手に登録された出会い系サイトが優良サイトということはなく、もちろん女性ユーザーはサクラばかりという悪質な出会い系サイトです。

知らぬうちに登録されているなら、すぐに退会しようと思っても、簡単に登録できないようになっていて、退会ページ自体が存在しなかったり、退会料金が発生する場合もあります。

登録料と合わせて数万円になったとしても、これで迷惑メールや詐欺の不安から解放されるならいいや、と思って支払ってしまう人もいますが、これこそ悪質業者の狙いです。

一度支払ってしまえば、悪質業者からすれば脅せばお金を支払う上等なカモということになるので、詐欺も一度では止まりません。

別の詐欺の手口をかけられることにあるでしょう。

対処方法

出会い系サイトに勝手に登録された時の、NG行為と正しい対策を紹介します。

事前に知っていれば、慌てて下手な行動に出ることがないので、予めポイントを抑えておきましょう。

・メールの配信停止ボタンは嘘

迷惑メールの対策法である「迷惑メール防止法」、正式名称を「特定電子メール法」では、宣伝広告のためのメールは、容易にメールの配信を停止できるようにすることが義務付けられています。

迷惑メールも漏れなく、メールの下部に「配信停止はこちら」などといったURLが貼られていますが、これは全くの嘘です。

・不用意にURLをクリックしてはいけない

また、迷惑メールには配信停止以外にもURLがたくさん貼り付けられていますが、これらもクリックしてはいけません。

クリックしただけで、登録の完了や利用料が発生する「ワンクリック詐欺」の可能性も高いためです。

スマホの場合、間違って画面に触れてしまっただけで、別のサイトに勝手に登録されることになりかねないので気を付けてください。

・返信はNG

URLをクリックする以上にやってはいけないのが、迷惑メールを送ってきたアドレスに返信してしまうことです。

突然登録させられたことに驚いて「何かの間違いじゃないですか?」というメールをしたり、あまりの額に腹を立てて、怒りのメールを送る人がいますが絶対にしてはいけません。

謝罪のメールが返ってきたとしても、「アカウントの削除のために氏名と住所を送ってください」などいった、さらに個人情報をとるためのメールが送られてくることもあります。

・電話もNG

メール上だと不安だと感じる人は直接電話する人もいますが、これもNG行為です。

最初は腰の低い姿勢で誤ってきますが、言葉巧みに質問してきて個人情報を抜き取ろうとします。

住所や電話番号を知られると、より危険な詐欺にかけられてしまうの、絶対に電話はしてはいけません。

・使っているメールアドレスだと教えてしまう

配信停止URLを押すにしても、返信するにしても、迷惑メールに対して何かしらの反応をするということは、架空請求業者に生きていいるアドレスだと教えることになります。

悪質業者は何十万、何百万という迷惑メールを送った中で、数パーセントの生きているアドレスを探しているのです。

生きているアドレスの利用者は迷惑メールを送れば何かしら反応するので、何かしらの詐欺にかかる可能性があるため、悪質業者にとっては大事にリストになるのです。

自社でさらに請求メールを送る対象にもなりますし、そのアドレスが他の悪質業者に売られて、別の悪質業者に目をつけられることにもなりかねません。

・無視するのが一番

迷惑メールの対処法は基本は無視をすることです。

額が大きくなったり、裁判所に行くといった文句につい不安になって、なにかしたくなるのはわかりますが、余計墓穴を掘ることになります。

悪質業者もメールアドレスだけで個人を特定することはできませんし、裁判所に行くにもメールアドレスだけでは訴えることはできません。

またスマホや携帯を利用している、「携帯の個体識別番号を取得しました」という通知が出ることもあって不安になりますが、これも大丈夫です。

厳密には、確かに個体識別番号は相手に送られていますが、これは個人を特定できる情報ではないからです。

そのサイトがその形態で使えるかどうかを判断する番号なので、相手が分かるのはせいぜい使っている携帯の機種名くらいでしょう。

・受信拒否設定

迷惑メールの対処の基本は無視ですが、受信ボックスに延々と迷惑をメールが溜まっていくのは、見ていて気持ちのいいものではありませんし、その度に通知アラームが鳴るのはストレスです。

そういう人はメーラーで受信拒否の設定を行いましょう。

迷惑メールは大抵、PCから送信されることが多いので、「PCからのメール拒否」と設定しましょう。

または「URL付のメールを拒否」という設定も迷惑メールには有効です。

ただ受信拒否の設定をするだけでは、他のメールも届かなくなってしまうので、受け取りたいメールはしっかり「受信設定」を忘れずに行いましょう。

・国の力で仕返しする

迷惑メールに自分の力で仕返しするのは難しいですし、リスクも大きいですが、国では総務省が対抗手段を用意してくれています。

総務省や消費者庁は、迷惑メールという違法行為を取り締まるために、情報収集をしているので、私たちが情報提供することで、迷惑メールの送信者に行政処分を下しているのです。

やり方は簡単で、迷惑メールをmeiwaku@dekyo.or.jp宛に送信するだけです。

さらに効果が高いと言われているのは、Toに迷惑メールの送信者のアドレスを入れ、CCに上のアドレスの他、次のような警察などのアドレスも入れて送ります。

・日本産業協会(spam-in@nissankyo.jp)
・警視庁(info@keishicho.metro.tokyo.jp

「通報します」と入力して送れば、タイムラグはありますが、遅くとも24時間以内には迷惑メールが止まることでしょう。

ちなみにプライバシーの侵害や精神的なダメージが認められれば、法律的に数十万の慰謝料を請求することも可能です。

・メールアドレスの変更

メールアドレスの変更は最も確実な対処ではありますが、メールアドレスを変更すると、友人に変更を通知したり、必要なメルマガなどのアドレスも変更しなければいけません。

できれば上で説明したような方法を試してみて、それでも止まらない時の最終手段としてとっておきましょう。

悪質業者を訴えることもできる

被害者の中には悪質業者を訴えるという人もいます。

大量の迷惑メールが送られてくるという悪質な行為を受けた場合、任意もしくは弁護士会照会を通して「情報開示請求」をかけることができます。

また「訴訟手続」ということで「情報開示請求」を求めるという方法もあります。

このように悪質業者を相手に訴訟を起こすことは可能ですが、そのサイトを運営する相手を特定できた場合に限ります。

また弁護士からすると、現在はインターネットにおけるトラブルの損害賠償額はかなり低く、訴訟が起こせても満足できるほどの慰謝料を得ることは難しいのです。

つまり、時間と労力をかけて訴えてみても割に合わない可能性が高いので、日ごろからトラブルが起きないように対策を立てることが大事になります。

【まとめ】勝手に見知らぬ出会い系サイトに登録されても慌てず対処すること

勝手に知らない出会い系サイトに登録されてお金を請求されると、不安や怒りから反応してしまうことがあります。

反応すればするほど、悪質業者の思うツボになってしまうので、一度慌てても冷静に対処しましょう。

一度反応してしまうと、余計被害が大きくなってしまうので、最初の行動が大切です。

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